古道具が好きな人ってどんな空間で暮らしているのだろう。
イエノコモノで買ってくれたものは、どんな家具や雑貨と並んでいるのだろう。
イエノコモノを始めてからずっと考えていたことです。
Nさんがいらしたのは、イエノコモノオープン前でお店の壁に何度目かのペンキを上塗りしている頃。
まだ作動していない自動ドアをコンコンとたたいて、「これ、売り物?予約したいんだけど」とポツンと一つだけ置いておいた家具を指さしました。
それ以来、何度もイエノコモノに来て下さるお客様です。
Nさんのお宅へ家具などを配達に伺うと、毎回ハッとさせられます。
自分が気に入ったものをを少しずつ集めて、好きなものと暮らす。
決して華美ではないNさんの暮らす部屋は、自分の目で選んだ、自分のための空間でした。
こんな暮らし方があるんだ、ということをいつか皆さんにお見せできる機会があればと思い、
Nさんにお願いしてお部屋を撮影させていただきました。
Nさん宅は1DKの賃貸住宅。築年数も経ています。
自分らしい空間をつくるために必要なのは、広さはではない。
一人で暮らすための空間だからこそ、どんなものと一緒に暮らすのかを自分の基準で選ぶ。
Nさんの部屋に対する妥協しない姿勢を見習いたいと思っています。
Photo & Text /Chie ENDO
【イエノコモノでの購入品】
一番上の写真:植物の入っている植木鉢、木製の台
下の写真 左上:木の入れ物、毛糸、グリーンの花瓶 右上:植木鉢
中左:糸巻き
左下:左側の花瓶
ほんとはまだまだあるのですが・・・
イエノコモノでは「古道具とくらす」方を募集しております。
古道具はイエノコモノで購入したもので無くても構いません。「古道具とくらす」暮らし方のアイディア、見せて下さい。
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